あす(28日)の為替相場見通し=海外情勢の落ち着き探る

 あすの東京外国為替市場の円相場は、シリアを含む海外情勢の落ち着きを探る展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=97円30~98円50銭、1ユーロ=129円50~131円80銭。この日はシリア情勢の緊迫化で米国の軍事介入の可能性が出てきたことを背景にリスクオフ姿勢が強まり、安全通貨の円買いの動きが膨らんだ。また、午後に入りアジア株が下落したことも、円買い・ドル売りの要因となった。市場関係者からは、「シリア情勢は米国軍事負担増からのドル売りの要因となり得る」(アナリスト)との見方があるが、今後の状況には依然不透明感が残る。また、インドやインドネシアの株式市場が下落に転じたことも懸念されている。この日は米・6月S&Pケース・シラー住宅価格指数と米・8月消費者信頼感指数の発表もあり、その内容も関心を集めている。
 シリアなどの海外情勢を含め不透明要因が残るなか、97円台での値動きが続くことも予想される。
 

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)