あす(28日)の株式相場見通し=買い手控えムード続く、地政学的リスクが重荷に

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 あす(28日)の東京株式市場は、国内に手掛かり材料の少ないなか、海外株式相場や外国為替市場の動向に敏感に左右される展開が続きそうだ。シリアでの化学兵器使用疑惑に伴い、米欧による軍事介入論が浮上するなど、地政学的リスクの高まることが、投資家心理の重荷となり、買い手控えムードが持続しそうだ。
 27日の東京株式市場は、後場寄り付き直後にプラス圏に戻す場面もあったが、後半は再び売りに押され、日経平均株価終値は前日比93円安の1万3542円と続落。東証1部の売買代金は12日連続で2兆円台を割り込んだ。
 市場関係者は「当面は心理的なフシ目でもある日経平均1万3300円台を割り込むかどうかに関心が集まっている。この水準を下回ると、これまで辛抱してきた個人投資家などから見切り売りが出やすい状況になる。その鍵を握るのは、NYダウ平均株価と円相場の動向」としている。
 日程面では、安倍首相がカタールでビジネスフォーラムに出席し、日本食や医療技術などを売り込む、8月の地域経済動向、7月の乗用車8社の生産・輸出実績に注目。海外では、米7月の中古住宅販売仮契約、ブラジル中央銀行が政策金利を発表が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)