<株式トピックス>=いつまで続く閑散相場

 27日の東京株式市場は、後場寄り付き直後にプラス圏に戻す場面もあったが、後半は再び売りものに押され、日経平均株価終値は前日比93円安の1万3542円と続落。東証1部の売買代金は12日連続で2兆円台を割り込んだ。
 1週間だけのつもりだった〝お盆休み相場〟が、なんと今週で3週間目に突入している。2兆円を割り込んだままの東証1部の売買代金がいっこうに浮上をみせる気配がない。それどころか、きのう(26日)は1兆2759億円と今年2番目の少なさで、きょうは1兆4323億円と同3番目の薄商いと、お盆休み期間中よりかえって閑散の度合いが増しているように感じられる。
 市場関係者からは「9月になればイベント目白押しで、文字通り夏休みも終わる」との声が聞かれる。確かに、米量的金融緩和縮小スケジュールの試金石となる米8月の雇用統計(6日)、2020年夏季五輪開催都市の決定(日本時間8日早朝)、消費増税決断に影響を与える4~6月GDP(国内総生産)改定値(9日)などが一気に到来する。また、ほとんどノーマークの状態にあるものの、日銀の金融政策決定会合(4~5日)や、G20首脳会議(5~6日)も予定されている。
 これらのイベントの内容を評価して、外国人投資家が日本株に再び買い攻勢をかけてくるかどうかに、隆盛な秋相場到来の成否がかかっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)