28日の株式相場見通し=シリア情勢緊迫化でリスク回避の売り先行

 28日の東京株式市場は、国内に手掛かり材料の少ないなか、海外株式相場や外国為替市場の動向に敏感に左右される展開が続きそうだ。シリアでの化学兵器使用疑惑に伴い、米欧による軍事介入論が浮上するなど、地政学的リスクの高まっていることが、投資家心理の重荷となり、買い手控えムードを加速しそうだ。
 27日の米国株式市場は続急落。NYダウ平均株価は、前日比170ドル安の1万4776ドルとなった。外国為替市場では、円が一時1ドル=96円台後半まで上昇するなど円高・ドル安が進行している。自動車など主力の輸出関連銘柄に売りが先行することになりそうだ。
 日程面では、安倍首相がカタールでビジネスフォーラムに出席し、日本食や医療技術などを売り込む、8月の地域経済動向、7月の乗用車8社の生産・輸出実績に注目。海外では、米7月の中古住宅販売仮契約、ブラジル中央銀行が政策金利を発表が焦点となる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)