東京株式(寄り付き)=シリア情勢緊迫化嫌気して売り優勢

 28日の東京株式市場は大きく売りが優勢、寄り付きの日経平均株価は前日比257円安の1万3285円と続急落。シリアに米国が軍事介入に踏み切るとの観測が広まるなか、前日の米国株市場ではNYダウが170ドル安と大幅に水準を下げており、これを受けて東京市場でも主力株を中心に広範囲に売りが広がった。海外投資家のリスク許容度の低下による日本株売りも懸念されるなかで買い向かう動きも足もとは限定的とみられる。為替市場ではリスクオフの流れを映して円が買われ、1ドル=97円台攻防と円高に振れていることも輸出株中心に逆風材料となっている。寄り後売り一巡後は突っ込み警戒感からの押し目買いも想定されるところだが、遅れて始まる上海株や香港株などアジア株式市場の動向も横目に終日神経質な展開が予想される。業種別には、33業種全面安で値下がり業種の上位は小売、保険、鉄鋼、その他金融、証券、ゴム製品など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)