シリアリスクは引き続き重石に=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

シリアリスクは引き続き重石に
ドル/円相場は昨日、シリア情勢に対する不安を受けたドル売りによって大幅に下落。一時97.00円前後まで値を下げた。
96.90円台は8月8~12日にドル/円の上値を押さえ、突破後はサポートラインとして機能した水準でもあり、本日はここで足場を固められるかどうかが焦点となるだろう。

昨日の下げが大きかっただけに、自律反発のドル買い・円売りが入る可能性は否定できない。ただ、市場の注目がシリア情勢に集中しており、これが改善する様子は目先のところ見られそうに無い点を考慮すると、ドル/円は多少の戻りが見られたとしても一時的で、トレンドとしては下方向に向かう可能性がより高いものと考えられる。96.90円を下回るようなら、8日安値95.80円を視野にジリジリと下値を切り下げて行く展開になりそうだ。