外為サマリー:一時1ドル96円台の円高に、シリアへの警戒感でリスクオフ続く

 28日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=97円24~25銭近辺と前日午後5時時点に比べ60銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=130円11~15銭と同76銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は一時96円台となる円高・ドル安が進んだ。午前8時50分過ぎには96円80銭をつけている。ただ、ストップロスを巻き込んだ円買い・ドル売りが一巡した後は97円台に値を戻している。シリアへの米国の軍事介入懸念から、リスクオフ姿勢が強まり、安全資産の円を買う動きが強まった。市場には、米国の軍事行動は現時点では空爆や軍艦からのミサイル攻撃などにとどまるとの見方も出ており、シリア絡みの懸念はある程度は織り込みつつあるとの見方も出ている。このなか、市場に広がるリスクオフ姿勢が、新興国の通貨安につながることなどが懸念されている。 
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3379~80ドルと前日比0.003ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)