<話題の焦点>=売上減少に歯止め!? 家電量販店に回復の兆し

 百貨店の高額商品の売り上げ好調にみられるように、景況感の回復に伴い個人消費にも回復の兆しがみられている。そうしたなか、まだまだ厳しい状況が続いているのが家電量販店だ。

 家電量販店業界は、2011年7月の地上波アナログ放送停波によるテレビ特需の反動減にいまだに悩まされている。アナログ放送停波から1年後の12年7月には前年特需の反動減が一巡したかに見えた。しかし改善傾向は続かず、反動減は2巡目に突入した。

 しかし、その傾向もようやく終わりに近づいている。この6月は各社ともに売上高前年同月比が上向き、回復の兆しがみられた。7月には再びマイナスに転じたが、電子情報技術産業協会の統計によれば、今年1~6月のテレビ出荷台数は平均41万2000台で、昨年8月のテレビ出荷台数は39万7000台を上回って推移している。

 もちろん、テレビの販売台数だけで売上高が改善するわけではないが、この8月には猛暑の影響によるエアコンの好調な販売も寄与するとみられる。月次売上高の回復基調が確認されれば、家電量販店各社への評価も再び高まると予想される。

 折しもエディオン<2730.T>とLIXILグループ<5938.T>の資本・業務提携が発表されたが、今後も家電量販店の話題は尽きることはなさそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)