東京株式(前引け)=シリア情勢緊迫化とアジア株安受け大幅安 

 28日前引けの日経平均株価は前日比314円安の1万3228円と大幅続落。前場の東証1部の売買高概算は9億7809万株、売買代金は7738億円。値上がり銘柄数はわずかに70、対して値下がり銘柄数は1637、変わらずは33銘柄だった。一部材料株を除き全体の約94%の銘柄が下げる全面安商状となっている。
 きょう前場の東京株式市場は、シリアに米国が軍事介入に踏み切り空爆を検討しているとの観測が広まるなか、大きく売られる展開となっている。前日の米国株市場ではNYダウが170ドル安と大幅に水準を切り下げ、これを受けて地政学リスクを背景とした売り圧力が一気に強まった。寄り後はいったん下げ渋る動きもみせたが、上海株や香港株などをはじめアジア株式市場が軒並み安となっていることも買い手控え要因となり先物経由で再び下げ幅を広げている。
 個別では、トヨタ、ホンダが軟調、ソフトバンクも売り優勢。三井住友、三菱UFJなど銀行株や菱地所、東建物など不動産も安い。伊藤忠、コマツなどが売り込まれたほか、カーバイド、東製鉄、富士通ゼネなども大幅安となっている。半面、石川製が前日に続き急騰、住石HD、アシックスなども高い。GSユアサ、ミツミなども値を上げた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)