外為サマリー:一時1ドル97円ラインの攻防に、シリア問題には強弱感も

 28日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=97円27~28銭近辺と前日午後5時時点に比べ57銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=130円10~14銭と同77銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は朝方に一時、96円80銭をつけた後は、円売り・ドル買いが強まり97円台に値を戻した。97円近辺では、強弱感が対立し一進一退が続いている。シリアへの米国の軍事介入懸念が高まっており、リスクオフの流れが強まった。数日中にも米国が軍事行動に踏み切るとの観測もあり、今後の情勢を見極めようと円売り・ドル買いのポジションをいったん解消する動きも出ているようだ。ただ、シリア問題に関しては「空爆やミサイル攻撃による一時的な軍事行動にとどまり、リスクオフの流れも一時的なもので終わりそう」(アナリスト)という見方も出ている。シリア情勢の行方に加え、この日発表される米・7月中古住宅販売仮契約などの経済指標も注目されている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3376~78ドルと前日比変わらずで推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)