<動意株・28日>(大引け)=CVSベイ、近鉄百貨店、三谷セキサンなど

 シー・ヴイ・エス・ベイエリア<2687.T>=大幅続伸。特に目新しい材料は観測されていないものの、全般相場が軟調な中、引き続き値動きの軽い小型株として短期筋を中心にした物色人気を集めているようだ。また、23日時点の信用倍率は2.22倍と前週の83.06倍から急低下しており、需給妙味が増していることも株価を押し上げている。

 近鉄百貨店<8244.T>=反発。近畿日本鉄道<9041.T>が高さ日本一の超高層ビルとして建設を進めている「あべのハルカス」では「あべのハルカス近鉄本店タワー館」が6月13日の先行オープン後も連日盛況となっている。来年春のグランドオープン時には日本最大の百貨店となる予定であることから更なる集客増が予想され、中期的に業績を牽引していきそうだ。

 三谷セキサン<5273.T>=反発。8月16日に1780円の年初来高値更新後に若干の調整を入れていたが、TOPIX組み入れ期待が高まっている旧大証単独銘柄として引き続き堅調な動きが続いている。パイル(基礎工事用杭)や電柱などコンクリート2次製品大手で、多様な地盤に対応できるHybridニーディング工法などを武器に同社製品への受注は安定的に拡大。

 内田洋行<8057.T>=急反発。27日の取引終了後、集計中の13年7月期の連結業績について従来予想の売上高1275億円、経常利益7億5000万円を上回り、売上高1281億5000万円(前の期比5.7%増)、経常利益12億円(同5.7倍)になりそうだとの上方修正を発表したことを好感した買いが入っている。オフィス関連事業の需要減少や、大型案件の延伸による減少が想定以上だった一方、子会社における大企業向けライセンス販売が好調に推移したことで売上高が増加した。

 タイセイ<3359.FU>=ストップ高。同社は福岡証券取引所Qボード上場銘柄だが27日に東証マザーズへの重複上場が承認されたことを好感した買いが流入している。東証マザーズ上場による認知度と流動性の向上が期待されている。上場日は9月17日。また、同社は27日に公募増資の実施を発表した。60万株の公募と14万株の株式売り出し、それに上限11万1000株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。発行・売り出し価格は9月4日から6日のいずれかの日に決定する。

 重松製作所<7980.T>=3日続伸。内戦の続くシリアに対する地政学リスクが高まるなか、米国が軍事介入に踏み切るとの観測が浮上し、産業用防毒マスクで高シェアを誇る同社も防衛関連の一角として物色されている。9月25日から東京科学技術館展示ホールで開催される「RADIEX2013(環境放射能除染・廃棄物処理国際展)」に除染作業対策の各種保護具も出展予定。汚染水漏れなどで福島第一原発での除染作業が緊迫するなか、使い捨て式化学防護服「マイクロガード」などの製品にも注目が集まる。
 
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)