東京株式(大引け)=203円安、シリア情勢嫌気し急落

De2180059

 28日の東京株式市場は、シリアに米国が軍事介入に踏み切り空爆を検討しているとの観測が広まるなか、終始売りに押される展開で下げ幅は一時300円を超えた。後場後半に下げ渋ったものの終値は6月27日以来の安値水準。大引けの日経平均株価は前日比203円安の1万3338円と大幅安で3日続落となった。東証1部の売買高概算は19億7950万株、売買代金は1兆6454億円。値上がり銘柄数は137、値下がり銘柄数は1565、変わらずは44銘柄だった。全体の9割の銘柄が下げる全面安商状となったが、売買代金は相変わらず盛り上がらず、13日連続の2兆円割れとなっている。
 きょうの東京市場は、前日の米国株市場がシリア情勢の緊迫化を背景に大幅安となったのを受け、朝方から広範囲に売りが集中した。きょうも薄商いのなか先物主導で裁定売りを誘う展開となり、アジア株市場が軒並み安となったことなども下げを助長している。ただ、為替が後場1ドル=97円台半ばまで円安含みに振れたことから、主力株の下値に買いを誘い、先物への買い戻しも寄与して後場後半は戻り足をみせた。
 個別では、トヨタ、ソニー、キヤノンなどの主力輸出株が下げたほか、三井住友、三菱UFJなどのメガバンクも売りがかさんだ。テンプHDが急落、渋谷工、カーバイドなどの材料株も大きく値を下げている。ドワンゴ、Vコマースなども大幅下落。半面、低位材料株の一角が買われ、シーヴイエス、石川製、住石HDなどが買い人気を集めた。シークス、GSユアサも高い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)