午後:債券サマリー 先物は3日続伸、シリア緊迫化で買い優勢に

 28日の債券市場では、先物中心限月9月限は3日続伸。シリア情勢が緊迫化するなか、円高・株安が進行する一方、安全資産の債券には買いが集まった。
 後場の先物は144円27銭でスタートし、一時144円36銭まで上昇した。米国のシリアへの軍事行動の可能性が高まるなか、原油や金価格が上昇。リスクオフ姿勢の高まりから債券先物は5月10日以来、3カ月半ぶりの高値水準に買われた。市場ではシリアへの米国の軍事行動が今後どう展開されるかに関心は集まっている。この日は、「残存期間1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超」の買いオペが実施された。応札倍率はそれぞれ3.83倍、4.12倍、2.91倍だった。
 先物9月限は144円23銭で始まり、高値は144円36銭、安値は144円18銭、終値は前日比30銭高の144円29銭。出来高は2兆3516億円。10年債の利回りは前日比0.020%低下の 0.720%、 20年債は同0.025%低下の1.655%、30年債は同0.030%低下の1.765%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)