<クローズアップ> 日の丸ロケット世界へ発進!宇宙ビジネス本格参入へ(1)

 国産ロケットによる人工衛星ビジネスに道が開かれた。今月4日に種子島宇宙センターからH-2Bロケット4号機の打ち上げが成功したが、今回から打ち上げ業務は宇宙航空研究開発機構(JAXA)から三菱重工業<7011.T>に移管された。今後、三菱重工は主体となって人工衛星関連業務を受注できることになったと言ってもいいだろう。

 新型ロケット「イプシロン」は打ち上げが延期されたものの、近く再挑戦するもようで、一層の期待がかかる。いま、宇宙開発がビジネスになろうとしている。

 H―2Bロケット4号機で成功実績は25回。成功回数は欧州など海外大手にはおよばないが、成功率は実に96%と世界トップをいく。打ち上げ時刻も予定とわずか0.3秒のズレしかなく、時間の正確さでも日本の優れた技術力を示すかたちになった。今後の課題はコストで、政府は14年から打ち上げコストを現在の半分に抑える後継機開発に取り組むという。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)