軍事介入実行まではリスク取りにくい=外為どっとコム総研 ジェルベズ久美子

軍事介入実行まではリスク取りにくい
ドル/円は昨日、28日の大幅な下げに対する半値(97.77円付近)まで戻し、今朝にかけてその水準を保つ推移となっている。

シリア情勢に対する過度な不安が一旦小休止に入った形でショートカバーが入ったことが背景と考えられる。この後もシリア情勢に関連する報道はドルにとって波乱要因となるだろう。

目先は西側諸国が国連の調査報告を待たずに軍事介入を行うかどうかになる。軍事介入を行えば、一旦はリスク回避志向が強まり、株安・円高要因になるとみる。また、軍事介入が実際に行われるまでは、積極的にリスクを取っていく機運も高まりにくそうだ。

ドル/円については買い優勢の流れになったとしても、98.00円前後では売り圧力が強そうだ。