<検証話題株・ブリヂストン> 中期成長性が加速へ、戦略商品の拡販が寄与(2)

 ブリヂストンの13年12期第2四半期累計連結決算は、売上高1兆7052億円(前年同期比14.5%増)、営業利益1904億円(同42.3%増)。前年同期に比べて、天然ゴムなど原料コストが大きく下落したのに加え、外国為替市場での円安効果が寄与している。

 同社は為替が1円円安に振れると年間の営業利益が対ドルで42億円、対ユーロで7億円上振れると試算される。

 原材料価格の下落や、円安効果拡大を反映させる形で、通期の営業利益3820億円を4000億円(前期比39.9%増)へ上方修正した。ただ、会社側は、下期(7~12月)の想定為替レートを1ドル=95円、1ユーロ=123円としていることや、国内新車用・欧米市販用・中国などで、下期にモメンタムが改善する可能性が高いことから、さらなる業績上方修正が濃厚といえそうだ。

 同社が公表している13~17年の5カ年中期経営計画の中で、売上高は年平均5%以上の成長、営業利益率10%の早期達成と、その上での高水準を目指すとの方針を盛り込んでいる。13年1~6月期の営業利益率は、既に11.2%まで高まるなど、中期計画の達成に向けて順調な推移をみせている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)