<検証話題株・ブリヂストン> 中期成長性が加速へ、戦略商品の拡販が寄与(1)

 ブリヂストン<5108.T>の株価はほぼ1カ月間の調整を経て反転上昇の兆しを見せ始めている。円安や、原材料価格下落などにより、13年12月期の大幅増益が予想されるうえに、戦略商品(大型・超大型、ランフラットタイヤなど)の拡販や、中国向けなど新興国での成長により、中期成長がさらに加速する可能性が高まってきた。

 同社の株価は、6月7日に付けた安値2974円を底に上昇に転じ、7月19日には年初来高値3845円までと、約1カ月半で29.2%もの上昇をみせた。

 ところが、その後は全般相場の軟調推移の影響もあり、上下動を繰り返しながらの調整局面となっている。

 ただ、現状の株価は3300円台まで下落しており、6月後半のもみ合い局面で、この水準での累積売買代金が大きく膨らんでいた経緯があることから、株価が下値抵抗を示す可能性がありそうだ。また、時価水準で試算した今期予想のPERは、10倍台と割安水準となっている。

 もし、年初来高値の3845円まで上昇したとしてもPERは12倍台と割安水準にある。今後もさらなる業績上方修正の可能性も十分期待できることから、中期的には4000円台での活躍となりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)