東京株式(前引け)=4日ぶり反発も上値重い

 29日前場の東京株式市場は、4日ぶりの反発で、この日の高値圏での推移となっている。前場引けの日経平均株価は前日比63円高の1万3402円と1万3400円台をキープしている。中東情勢の緊迫化が継続していることから上値は重く、買い一巡後はやや伸び悩む推移となっている。TOPIX(東証株価指数)は前日比マイナスとなる場面もあった。
 シリア情勢の緊迫化を受けて、欧米市場で原油先物価格が急上昇をみせたことから、JXHD、昭シェルなど石油元売り各社や、国際帝石などの資源関連銘柄に買いが集まっている。個別銘柄では、株式分割を発表した京セラをはじめ、トヨタ、富士重、いすゞの自動車も堅調。ソフトバンク、ファーストリテ、GSユアサ、太平洋セメも買われた。半面、原油価格上昇に伴うコストアップ懸念から東電、関西電などの電力株が揃って売られている。個別では、任天堂、前田建、KADOKAWA、MUTOH、菱地所が売られている。
 業種別には、33業種中で19業種が値上がりしており、その上位は、鉱業、海運、精密機器、パルプ・紙、ガラス・土石、小売、機械など。半面、値下がり業種は電力・ガス、その他製造、倉庫運輸、金属製品、ゴム製品、医薬品となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)