<話題の焦点>=東北楽天の優勝接近で沸く仙台、地元企業などに商機到来

 プロ野球のペナントレース争いもいよいよ終盤戦となってきた。セ・リーグは、巨人が連覇へ突き進んでいるが、その一方で大きな期待が高まっているのが、パ・リーグでの東北楽天ゴールデンイーグルスの初優勝だ。

 東北楽天は、2004年の大阪近鉄バファローズとオリックス・ブルーウェーブの合併に端を発するプロ野球再編問題の渦中の翌年2005年に球団が発足。野村克也監督時代の2007年には2位になっているが、それ以外は全てBクラスに甘んじている。

 今年は、2010年から監督に就任した星野仙一氏指揮のもと、田中将大投手が日本新記録となる22連勝を記録するという大活躍もあり、地元・仙台では大きな盛り上がりを見せている。東日本大震災以降、暗い話題が相次いだ東北地方に大きな活力をもたらしており波及効果は大きそうだ。

 別表は、関連銘柄の一覧だが、親会社である楽天は当然だが、クリネックススタジアム宮城(Kスタ宮城)のネーミングライツ権を所有している日本製紙の知名度アップ効果も大きい。

 今後、チームがクライマックスから日本シリーズへ進めば、Kスタ宮城の警備を担当しているトスネットへも警備業務受注増としてストレートに恩恵を享受する。

 仙台で勝利の祝い酒がファンの間で活発化してくれば、やまやのメリットも大きいだろう。

◆イーグルスの優勝で期待の仙台関連銘柄

日本製紙<3863.T>  本拠地球場でのネーミングライツを所有
トスネット<4754.T> 球場での警備を担当
楽天<4755.T>    イーグルスの親会社
やまや<9994.T>   仙台地盤の酒類チェーン
サトー商会<9996.T> 仙台地盤の業務用食品卸

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)