あす(30日)の為替相場見通し=徐々にリスクオン意識も

 あすの東京外国為替市場の円相場は、98円台を中心とした値動きとなりそうだ。予想レンジは1ドル=97円80~98円60銭、1ユーロ=129円50~131円00銭。市場の関心は、シリア情勢の行方に向かっているが、米国などの軍事介入は近日中とも、あるいは来週以降とも言われ見方は交錯している。ただ、前日の急激な円買い・ドル売りで「いったんリスクは織り込んだ」(市場関係者)との見方が出ており、大きな波乱がなければ再度、米国の量的緩和(QE)縮小に関心は戻っていきそうだ。このなか、この日発表される米4~6月GDP改定値への関心は高く、その内容次第で相場が動く可能性がある。また、あすは国内で7月の消費者物価や鉱工業生産、有効求人倍率などの発表がある。これらの経済指標は消費税引き上げ論議に関連してくるだけに、その内容も関心を集めている。新興国通貨の下落も一服しており、徐々にリスクオンを意識した展開も予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)