東京株式(大引け)=70円安、後場手控えられ反落

0f14b8417

 30日の東京株式市場は、寄り付き続伸でスタートしたものの、午前10時過ぎから一転売りが優勢となり、日経平均株価は前日比マイナス圏に沈む展開となった。月末と週末が重なったこともあり、後場に入ると手控えムードが一段と強まった。
 大引けの日経平均株価は、前日比70円安の1万3388円と1万3400円台を割り込んだ。東証1部の出来高は22億2070万株。売買代金は1兆9703億円と15日連続の2兆円割れとなった。騰落銘柄数は値上がり277銘柄、値下がり1393銘柄、変わらず83銘柄。外国為替市場では、午後2時半過ぎから再び円高・ドル安傾向が強まり、1ドル=98円10銭台へと上昇した。
 市場関係者は「シリア情勢が不透明感を増すなかで、週末にいったんポジションを軽くしておきたいとの投資家の姿勢を反映して売りが先行したようだ」としていた。
 個別銘柄では朝高のトヨタ、ホンダ、三井住友などが前日比マイナス圏に値を消した。安価な新型携帯型ゲーム機「2DS」発売の反応が鈍い任天堂は後場下げ幅を拡大。個別には住石HD、カーバイド、渋谷工、石川製、ソースネクストが売られた。また、前日上昇した国際帝石、JXHDなど石油関連銘柄の下げが目立った。半面、パナソニック、オリックス、郵船、CVSベイ、ミツミ、加藤製、エイベックスは堅調。JBR、アタカ大機がストップ高まで買われた。 
 業種別には、33業種中で30業種が値下がりしており、その上位は、パルプ・紙、その他製品、非鉄金属、鉱業、石油石炭製品、化学、陸運、食料品、水産・農林など。半面、値上がり業種は海運、電力・ガス、その他金融の3業種にとどまっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)