午後:債券サマリー 先物は5日ぶり反落、月末のポジション調整売りも

 30日の債券市場では、先物中心限月9月限は5日ぶりに反落。手掛かり材料難で手控え気分も強まったが、連日の上昇が続いただけに高値圏では利食い売りが出たようだ。
 後場の先物は144円40銭でスタートし、一時144円35銭まで下落した。この日は、「残存期間5年超10年以下」の買いオペが実施された。応札倍率は4.14倍だった。午前8時50分に発表された7月の全国消費者物価指数(生鮮食品を除く)は100.1と前年同月比で0.7%上昇した。やや強めの数字だったが、市場の反応は限定的だった。月末ということもあり、午後にかけポジション調整の売りが出たようだ。来週は米・8月雇用統計の発表があり、海外市場の動向が関心を集めそうだ。
 この日の先物9月限は144円47銭で始まり、高値は144円48銭、安値は144円34銭、終値は前日比6銭安の144円35銭。出来高は1兆7181億円。10年債の利回りは前日比0.015%上昇の 0.720%、 20年債は同0.010%上昇の1.640%、30年債は同0.015%上昇の1.755%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)