来週の為替相場見通し=内外で重要イベント相次ぐ

 来週の東京外国為替市場の円相場は、米国を中心に重要イベントが相次ぎ、値動きの激しい展開が予想される。予想レンジは1ドル=96円80~99円80銭、1ユーロ=128円00~132円00銭。この週はシリア情勢の緊迫化で、円高が進む場面があったが、来週は週末6日の米・8月雇用統計を筆頭に重要イベントが相次ぐ。米量的緩和(QE)の縮小論議に向けた焦点の週となりそうだ。米国では3日に8月ISM製造業景況指数が発表され、4日に8月新車販売台数、5日に8月ADP雇用統計がある。これら指標が堅調で、最大の焦点となる8月雇用統計で「雇用者数の増加が20万人を超えれば9月のFOMCでのQE縮小が決定的となる」(アナリスト)とみられている。その間、4日から5日に日銀金融政策決定会合、5日から6日にはG20首脳会議がある。特に、G20に関しては新興国からQE縮小をけん制する発言が出るかが関心を集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)