新日無線が切り返し急、好業績低PERを見直す動き

 新日本無線<6911.T>が上伸、目先底入れ確認から上値追い基調が強まってきた。材料株ならではの足の軽さを武器に6月初旬の300円台から7月10日には616円の高値まで一気に買われた。その後は反動安に見舞われたものの、26週移動平均線に接触したところでセオリー通りに切り返す動きをみせている。今3月期はスマートフォン需要拡大の恩恵を受けて半導体やマイクロ波応用デバイスが回復傾向にあるほか、海外への生産移管など人件費抑制効果なども利益を押し上げる。14年3月期連結経常利益は24億円を予想しているが、「これは社内想定レート1ドル=85円を前提に弾いた数字で極めて保守的」(証券系調査機関)とみられ、大幅な増額修正が濃厚だ。「PERが7倍台と超割安なうえ、調整十分で業績面での裏付けから押し目買い対象として絶好」(同)という見方が、足もとの買いに反映されている。

新日無線の株価は10時39分現在416円(△12円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)