グリーが年初来安値を更新、売られ過ぎとの見方も

 グリー<3632.T>が軟調。五月雨的な売りに下落トレンドに歯止めがかからず、7月29日の年初来安値759円をついに下回った。同社はスマートフォン向けへの対応を急いでいるが、現状は従来型携帯電話向けゲームの課金収入の落ち込みをカバーできていない状況だ。14年6月期も2ケタ減益トレンドから脱却できないとの観測が強い。加えて、セガなどゲームソフト会社15社がスマホ向けゲームの顧客開拓で連携する動きをみせていることが、競争激化を想起させ売りに拍車をかけている。ただし、PERは7倍台と同業態としては割安感が際立っているほか、信用取組も大幅に売り長で売られ過ぎとみる市場関係者も少なくない。700円台前半はボリンジャーバンドの下限(標準偏差マイナス2シグマ)に到達することから、目先リバウンドのタイミングが近いとみる向きもある。

グリーの株価は14時6分現在758円(▼21円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)