<動意株・2日>(大引け)=日本取引所、NIPPO、ダイヘンなど

 日本取引所グループ<8697.T>=大幅続伸。早ければ今週中にも日経平均株価構成銘柄の発表が行われると予想されており、新規採用が有力視されている同社に注目が集まっているようだ。また、今回は東証と大証の現物株市場の統合(7月16日)以来、初めての定期銘柄入れ替えとなるため、任天堂<7974.T>なども有力候補視されており、思惑買いが入っているようだ。

 NIPPO<1881.T>=5日ぶり反発。アベノミクスの第2の矢である財政出動は「国土強靭化」のテーマを大義名分にインフラ関連株全般へ物色資金を誘導する背景となっている。そのなか、道路舗装の最大手である同社は国策恩恵を享受する銘柄の一角としてマークされており、株価調整により値頃感が生じたことでリバウンド狙いの買いが入った。同社は橋梁の長寿命化などで独自開発技術を有し、強靭化のテーマでは同業他社に比べ一日の長がある。

 ダイヘン<6622.T>=反発。1日の日本経済新聞が「経済産業省が次世代電力計(スマートメーター)を全国でほぼ共通仕様とする検討を始める」と報じたことを受け、押し目買いが入った。変圧器、受配電設備、開閉器、監視制御システムなどの電力機器が主力で、スマートグリッド向け電力制御機器や太陽光発電の導入増に対応した柱上変圧器に高い実績を持ち、スマートメーター共通仕様化に伴う、関連需要発生が期待された。

 ケネディクス<4321.T>=急反発。先週末8月30日に公募増資を発表したが、同社は事前に株式発行登録を行い公募増資の可能性が示されていたため、この日は株価面でのアク抜け感が台頭した。国内外で3530万株を発行し、上限123万9600株のオーバーアロットメントによる売り出しを行う。公募による調達金額は最大で約153億円で同社グループの自己投資勘定や事業拡張に向けた戦略投資に充当する。発行価格は9月11日から17日のいずれかの日に決定する。

 日本農薬<4997.T>=堅調。ここ株価水準を次第に切り上げており、5月20日の年初来高値1223円払拭を射程圏に捉えている。同社は国内農薬最大手だが、特に海外展開で強みを発揮。米国西海岸でダニが大量発生したことを受け、同社が手掛ける殺ダニ剤の大幅な需要増につながっているほか、園芸用殺虫剤の海外販売が大きく伸びており業績を牽引している。13年9月期連結経常利益は会社側が予想する54億円から大幅な増額が濃厚、株価はこれを先取る動きに入っているようだ。

 名村造船所<7014.T>=急伸。4~6月期業績好調がサプライズとなって8月2日にマド開け急騰を演じたが、その後は950~1100円のボックス圏往来となっていた。特に直近では旧大証単独上場銘柄に利益確定売りがかさみ、同社もその洗礼を受けてボックス下限に水準を下げていたこともあり買いが入りやすくなっている。足もとの好業績に加え、新造船の受注残が豊富で先行きも明るい。PER5倍台と割安さが際立っていることもポイントだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)