東京株式(大引け)=184円高、シリア懸念後退で買い戻し

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 2日の東京株式市場は米国によるシリア空爆の可能性が目先後退したことからリスクオンの流れが形成、主力株を中心に広範囲に買い戻された。前場は買い一巡後伸び悩んだが、後場買い直され、日経平均株価はほぼ高値圏で引けた。
 大引けの日経平均株価は前週末比184円高の1万3572円と急反発。東証1部の売買高概算は18億5326万株、売買代金は1兆4598億円。値上がり銘柄数1169、値下がり銘柄数は467、変わらずは115銘柄だった。名実ともに月替わりとなったものの、売買代金は引き続き低調で市場参加者不足を反映している。
 きょうの東京市場は、米国によるシリアへの軍事介入が先送りされ、有事リスクへの警戒感が足もと後退したことから買いが優勢となった。為替も1ドル=98円台半ばから後半の推移とリスクオンの流れを映し円安傾向で、これも全般買い戻しを誘う材料。アジア市場がインドネシアを除き高く推移したことも後場の買いにつながった。全体は閑散商いが続いているが、オリンピック東京招致への期待から関連株が幅広く物色されたほか、低位材料株の一角も買いを呼び込んでいる。
 個別では、ソフトバンクが高く、ケネディクスも値を飛ばした。ファーストリテも大幅高。菱地所、三井不などの不動産株が買われ、アイフル、アコム、オリコなどノンバンク株も急伸した。半面、ヤマダ電が大幅安。ネオス、渋谷工も大きく値を下げた。ミズノ、JBRなどが安く、パイオニア、ケンウッドなどの低位電機株も売りに押された。シーヴイエスも利食われた。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)