ドル円三角保ち合い上抜けか?

中期上昇相場の始まり?
欧州時間にはいって(やや)急激に円安が進んでいます。

ドル円日足一目均衡表を見ると、5月22日の高値と7月8日の高値を結んだ下落トレンド・ラインが今日は98.85あたりに位置しています。欧州時間序盤、アジア株が堅調だったことを受けた欧州株が取引開始直後から上昇したことから円売りが強まって、日足一目均衡表の抵抗帯の下限(先行スパン2)を上抜け、そのまま一気に下落トレンド・ラインを上抜けてきたことからストップ・ロス的な買いが出ていると考えられます。

もちろん日足チャートですから、明日朝6時の引けを待たないと、上抜けした、とは言い切れませんし、8月初旬以来の水準である99円台半ばからはそれなりに売りも待っていると予想できますので、上抜けしたからと言ってこのまま上昇するとは言い切れません。

もしこの下落トレンド・ラインをしっかり上抜けてくれば、2月25日、もしくは4月2日、6月13日の安値いずれかを起点とした三角保ち合いを上抜けしたという解釈をすれば、4月を起点と見れば約13円、6月を起点と見ても約10円の長期的な上昇の始まり、と見ることができます。

昨年後半からの「アベノミクス相場」の上昇が8月に一旦高値を付けた後の動きは、その高値からの下落トレンド・ラインをこのまま上抜けて行けば、起点をどこと考えるかは別として三角保ち合いとなります。三角保ち合いは典型的な「継続パターン」ですから、スピードは別として再び中期的な円安相場が始まること自体はとてもリーズナブルな動きと言えます。

ただし、8月8日安値からの上昇チャネルが継続する、と予想すれば、100円に乗せるまでまだ1週間以上はかかると予測できます。