<マーケットアイ> 今期最高益・高進捗率に照準、手控えのなか好業績銘柄を再点検(1)

 きのう2日の東京株式市場は、米国によるシリア軍事介入の判断見送りなどを背景に、過度なリスク回避姿勢が後退。日経平均株価終値は、前週末比184円高の1万3572円と大幅反発し、終値で約1週間ぶりに1万3500円台を回復した。東証1部の売買代金は1兆4598億円と依然低水準にあるものの、好業績銘柄を見直そうという動きは続いている。そこで、今期経常利益が最高益更新予想で、第1四半期実績の中間期予想に対する経常利益の進捗率の高い銘柄を点検した。

 名実ともに9月相場入りしたものの、日銀金融政策決定会合(4~5日)、7月の景気動向指数(6日)。海外では、米8月のISM製造業景況指数(3日)、G20首脳会議(5~6日・ロシア)、米8月の雇用統計(6日)などの重要イベントを前にして手控えムードが強まっている。ただ、4~6月期決算の発表以降、全般株価が調整基調にあるなかで、極めて好調な業績推移が見込める銘柄でも、株価面で明らかに評価不足となっているケースも多い。そこで、今期の予想連結経常利益が過去最高益更新見通しで、なおかつ4~9月期に対する4~6月の経常利益進捗率の高い銘柄をリストアップして投資の参考とした。

 ◎ロート製薬<4527.T>~スキンケア感覚で毎日の紫外線対策に利用できる「スキンアクア」などの日やけ止め関連が好調に推移。機能性化粧品の「肌研(ハダラボ)」シリーズは、〝製薬会社が作った化粧品〟というコンセプトや、手頃な価格などからまず国内で人気を集め、08年の中国を皮切りにアジア展開を開始。アジアでの「肌研」の売上高は、今期63億円まで拡大する見通し。今期通期は連結売上高1420億円(前期比10.0%増)、経常利益160億円(同10.7%増)の期初予想を継続。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)