<マーケットアイ> 今期最高益・高進捗率に照準、手控えのなか好業績銘柄を再点検(2)

 ◎いすゞ<7202.T>~東南アジア市場の通貨安・株安による経済の混乱がトラック需要の減少につながるとの懸念から、株価は下落基調を続けてきた。たた、インドネシア中央銀行が8月29日に、政策金利を0.5%引き上げたことをきっかけに株価が変転の兆しをみせている。PERは9倍台と割安水準となっており、中期的には買い好機となりそうだ。

 ◎エア・ウォーター<4088.T>~産業ガス関連事業はガス供給が本格的な回復に届かず、さらに電力問題によるコストアップの影響を受けるなど厳しい状況で推移しているが、新分野の北海道の自然の恵みを受けた旬の青果物とその加工品・冷凍食品を全国へ販売する農業・食品関連事業が飛躍的な成長となっている。14年3月期通期は連結売上高6000億円(前期比11.1%増)、経常利益360億円(同2.4%増)の当初予想を継続している。

 ◎全国保証<7164.T>~地銀や信金など金融機関と提携して住宅ローン保証事業を展開、10年物国債利回りが0.7%台前半で落ち着いている現状は同社にとって収益面で追い風状態にある。消費増税前の駆け込み需要により、足もとの新規住宅着工戸数が増勢にあることが収益機会の拡大につながっている。ここ数年は新規提携銀行の開拓が進んでいるほか、地銀を中心に保証債務残高の積み上げも業績に寄与している。

 ◎山洋電気<6516.T>~太陽光発電用パワーコンディショナーや太陽光発電システム用自立電源装置などを手掛けていることから太陽光発電関連の一角として再度関心が高まっている。電気自動車用急速充放電器や家庭用燃料電池向けも好調で、14年3月期は連結経常利益で55億円(前期比22.1%増)と増益転換を見込んでおり、業績回復も評価される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)