バイオ関連株が一斉高、投資余力回復した短期資金が再攻勢

 ナノキャリア<4571.T>、メディネット<2370.T>、テラ<2191.T>などバイオ関連株が全面高に買われている。バイオ関連株はiPS細胞など再生医療分野への国策の後押しを背景に人気化の経緯を辿ったが、最近はトレンドが崩れ戻り売りに押される展開が目立っていた。しかし、再生医療の現実買いのステージが近づいているのも事実。目の難病患者を対象に14年夏をメドにiPS細胞を使った初の患者治療が国内で開始される見通しにあるほか、山中伸弥京大教授は今年度中にもiPS細胞をあらかじめ作って備蓄する計画を進める意向を表明、実用化への布石が一段と進んでいる。目先は「不動産や金融株の上昇などで個人の信用余力が拡大しており、値動きの大きいバイオ関連株のリバウンドを取ろうとする短期資金の動きが強まった」(国内ネット証券)とみられている。

ナノキャリアの株価は14時7分現在16万3400円(△1万5400円)
メディネットの株価は14時7分現在3万7200円(△2400円)
テラの株価は14時7分現在2015円(△115円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)