東京株式(寄り付き)=利食い先行、前日急騰の反動出る

 4日の東京株式市場は売り先行、寄り付きの日経平均株価は前日比103円安の1万3875円と反落。前日の米国株市場ではNYダウが小幅上昇したものの、日経平均株価は前日に400円超、率にして約3%の上昇をみせており、スピード警戒感から主力株を中心に利益確定売りが先行した。今週末6日に米8月の雇用統計発表を控え、全般ポジション調整のムードが強い。ただ米国では、発表された8月のISM製造業景況感指数が前月比で上昇し景気回復期待が強まっているほか、中国や欧州の景気減速懸念も足もと和らいでおり、売り圧力も限定的。シリアへの米国軍事介入決定が先送りされていることで、地政学的リスクが後退していることも下値リスクを乏しくしている。為替市場では1ドル=99円台後半のもみ合いで輸出株には中立要因。きょう、あすで開催される日銀の金融政策決定会合では現状政策維持が予想されるが、黒田日銀総裁の会合後のコメントが注目される。業種別には33業種中、鉱業、石油などを除きほぼ全面安。値下がりが目立つのは、その他金融、電力ガス、紙パルプ、非鉄、保険など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)