米下院議長シリアへの軍事介入を支持で円買い

イスラエル地中海でミサイル・テスト
昨日の海外時間には、地中海でミサイルらしきものの発射が探知されたとの報道で円買いが強まる場面がありました。しかし米艦船のミサイルではなかったことから一旦円が売り戻されましたが、米下院議長がシリアへの軍事介入を支持すると表明したことから再び円買いが強まりました。

欧州時間序盤、アジア時間の流れを引き継いで、全般的なドル買いでドル円は99.70円付近まで上昇し、ユーロドルは1.3160付近まで下落しました。

東京時間午後6時前、一部で「ロシア国防省、地中海で2つの弾道「物体」が発射されたことをレーダーが探知したと明らかにした」と報じられたことから急激に円買いが強まって、ドル円は99.10円台まで、ユーロ円は130.60円台まで下落しました。その後「2つの弾道「物体」は海に落下した」「イスラエル国防相が1発のミサイルをテストの為に発射したと述べた」などと報じられ、アメリカ軍艦船からのミサイル発射ではなかったことがわかると円は売り戻され、ドル円は99.50円台まで、ユーロ円は131.10円台まで反発しました。

一連の報道を受けて、各国株価が一旦下落したことからユーロドルもやや売りが強まりましたが、その後株価が反発するとユーロ買いが優勢となってユーロドルは1.3180台まで上昇しました。しかし欧州株がさえない動きとなったことからユーロもじり安となってユーロドルは1.3160付近まで下落しました。

NY時間にはいって、発表された米・8月ISM製造業景況指数、米・7月建設支出がいずれも予想を上回る結果となったことから米長期金利が急上昇し、全般的にドル買いが強まって、ドル円は99.80円台まで、ユーロ円は131.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.3140台まで下落しました。

しかし、その後共和党のベイナー米下院議長が、シリアへの軍事介入を支持する意向を表明し、他の議員も同様に支持すべきとの考えを示したことから各国株価、米長期金利が下落し、リスク回避の動きとなって円買いが強まって、ドル円は99.20円台まで、ユーロ円は130.70円付近まで下落しました。この間ユーロドルは1.3130台まで下落したあと1.3170台まで反発しました。

今日の海外時間には加中銀(BOC)の政策金利発表と、ユーロ圏・8月サービス業PMI、英・8月サービス業PMI、ユーロ圏・7月小売売上高、ユーロ圏・第2四半期GDP、米・7月貿易収支の発表と、米・ベージュブック(地区連銀経済報告)の公表、ウィリアムズ・米サンフランシスコ連銀総裁の講演が予定されています。