協和キリンが反落、米社と抗KRN23開発でライセンス契約締結も反応限定的

 協和発酵キリン<4151.T>が反落。この日の午前中に、現在開発中の抗線維芽細胞増殖因子23(FGF23)完全ヒト抗体「KRN23」の開発・販売に関して、米ウルトラジェニクス・ファーマスーティカル(カリフォルニア州ノバト)との協業とライセンス契約締結を発表したが、反応は限定的のようだ。
 「KRN23」は、同社が創製した抗FGF23完全ヒト抗体で、X染色体遺伝性低リン血症性くる病(XLH)で過剰に産生されているFGF23へ結合し、その作用を抑制することで、尿細管でのリンの再吸収を増加させ、血中リン濃度を増加させる作用を有している。現在、米国とカナダで成人のXLHを対象とした第1相・第2相臨床試験が進行中で、まもなく終了するとしている。
 今回の合意により、両社は米国、カナダ、ヨーロッパにおける「KRN23」」の開発と販売を協力して進めるとしており、開発の進展が期待されている。

協和キリンの株価は12時34分現在1016円(▼14円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)