<動意株・4日>(大引け)=住石HD、イマジカロボ、メディネットなど

 住石ホールディングス<1514.T>=大幅高。需給相場の様相を一段と強めている。燃料費抑制のため火力発電所に使うC重油の需要が減少し、相対的に石炭やLNGを使う火力発電への需要が高まっている。アベノミクス成長戦略とは一線を画するが、政府は国民負担を緩和すべく石炭火力発電の新増設の推進に向けて動き出している。

 イマジカ・ロボット ホールディングス<6879.T>=一時ストップ高。ロンドン五輪の開会式でも使われた映像技術、プロジェクション・マッピングを手掛ける制作会社を子会社に持っていることから、にわかに五輪関連として注目が高まっているようだ。プロジェクション・マッピングは建物の形状にあわせた映像をプロジェクターで投影することで、特殊な視覚効果を生む映像表現技術で、東京駅の丸の内駅舎の復原完成記念イベントなどで利用されるなど、近年ニーズが高まっており、業績貢献にも期待がもたれている。

 メディネット<2370.T>=後場急伸。前引け後に、パーパス(静岡県富士市)およびムトウ(北海道札幌市)との間で、自家培養軟骨「NeoCart」の事業化を目的とする共同事業契約を締結したと発表。これを好感した買いが入っている。「NeoCart」は2010年から米国で第3相臨床試験が進められているが、今後はパーパスが培養装置や必要資材を提供し、細胞医療分野での事業化経験・ノウハウを有するメディネットが細胞加工施設の運営管理や細胞加工を行い、医療機器の販売網を有するムトウが販売を行うことで、ビジネス展開を加速させるとしている。

 新日本科学<2395.T>=大幅高で3日続伸。4日付の日本経済新聞で、iPS細胞を使い網膜の再生医療に取り組む創薬ベンチャーのヘリオス(旧日本網膜研究所、東京都中央区)が、株式上場を検討していると報じられたことが材料視されている。記事によると、網膜以外でも広くiPS細胞を用いた治療法を開発していくほか、欧米での事業化に向けた資金調達のためとしている。同社は、4月にヘリオス(当時日本網膜研究所)との資本提携を発表しており、思惑が働く格好に。

 稲葉製作所<3421.T>=大幅続伸。同社は3日の取引終了後、集計中の13年7月期の連結業績について、従来予想の売上高292億円、経常利益16億4000万円を上回り、売上高292億2000万円(前の期比2.7%増)、経常利益20億8000万円(同2.1倍)になりそうだとの上方修正を発表したことを好感している。売上高は鋼製物置事業、オフィス家具事業ともに概ね計画通りだったが、製造原価の低減や販管費の圧縮に取り組んだことや、鋼板単価が徐々に抑え気味傾向だったことが利益を押し上げた。

 イトーヨーギョー<5287.T>=ストップ高。マンホールに強みを持つコンクリート2次製品企業で、集中豪雨に伴い増加する越流の問題を解消するウォーターウルフを手掛けていることから、水害対策関連として注目を集めている。ここ大規模な水害が頻発しており、同社製品の活躍を期待した買いが再び流入しているようだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)