東京株式(大引け)=75円高、朝安も後場急速に切り返す

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 4日の東京株式市場は朝方売り先行、前日の日経平均株価急騰の反動で主力株中心に安かったが、寄り後下げ渋り、後場は一転買い優勢の地合いに変わった。
 大引けの日経平均株価は前日比75円高の1万4053円と3日続伸となった。東証1部の売買高概算は22億6824万株、売買代金は1兆7881億円。値上がり銘柄数は1019、値下がり銘柄数は589、変わらずは145銘柄だった。朝安から切り返すも商いはいまひとつで、売買代金は2兆円割れが常態化している。
 きょうの東京市場は、日経平均株価が前日に400円超の上昇をみせたこともあって、寄り付きはスピード警戒感から広範囲に利益確定売りが先行。きょう、あすの日程で日銀の金融政策決定会合、今週末6日には米8月の雇用統計発表などを控え、全般ポジション調整のムードが強い。しかし、寄り後は下げ渋る展開で押し目買いの強さを反映した。後場に入ると材料株中心に短期資金の買いが強まり、全般一段と買いが厚くなった。為替の円安傾向を味方に先物への買い戻しも作用して日経平均は8月14日以来の1万4000円台乗せとなった。
 個別では、キヤノンが急伸、三菱UFJ、三井住友など大手銀行株も高い。任天堂、日東電なども買われている。材料株物色も旺盛で、新日本科学、JBRが買われたほか、ラサ工、住石HD、石川製なども値を飛ばしている。星光PMCも急速人気となった。半面、オリンパスが値を下げ、NTTドコモも冴えない。テンプHD、いすゞ、エプソンなども安い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)