<私の相場観>=アルゴナビス・フィナンシャルコンシェルジュ 清水 洋介氏

 今後1カ月程度の株式相場を眺めた場合、重要イベントが目白押しで、その結果次第で上下に大きく動く可能性がある。

 日経平均株価の予想レンジは1万2500~4500円前後を想定している。為替レートは97円から102円前後。

 今後をみるうえで、6日発表の米・8月雇用統計や7日の2020年夏季五輪開催地決定、17~18日の米FOMC、それにシリア情勢の行方はポイントとなる。また、秋口にかけて米国の債務上限問題が再燃する可能性もある。東京市場の注目材料でも日経平均銘柄の入れ替え発表や13日には先物のメジャーSQ(特別清算指数)がある。

 これらの材料をひとつ一つこなしながら株価の水準を探っていく展開が予想される。この注目材料の多くが悪い結果に振れた場合、日経平均は1万2500円前後まで売られる可能性がある。五輪招致に関しては、ある程度は期待が相場に織り込まれているだろう。

 注目銘柄は、デフレ脱却や一段の金融緩和期待で三井不動産<8801.T>などの不動産株。それに三菱商事<8058.T>などの大手商社株にも投資妙味がありそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)