新日鉄住金が年初来高値更新、鋼材需要の回復を背景に鉄鋼株全面高

 新日鉄住金<5401.T>が4日続伸で7月23日以来、約1カ月半ぶりに年初来高値を更新した。同社株をはじめ鉄鋼株は総じて後場水準を切り上げ、業種別騰落率で海運を抜きトップに躍り出ている(14時30分現在)。中国の供給過剰を背景として鋼材市況は軟化傾向にあり収益環境の先行き不安が上値押さえの要因となっていた。ただ、ここにきて中国に対する過度な景気減速への不安が後退し、海外筋などから大口の買いが観測されている。鋼材は国内では建設向けの出荷が順調に増加しており、7月の出荷量は前月比9%の伸びを示している。同社の今3月期は住金との合併分がフル寄与することや、販売価格の上昇効果なども寄与して、証券系調査筋によると営業利益は前期比13.4倍相当の高変化率が見込まれている。

新日鉄住金の株価は14時37分現在314円(△12円)

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)