午後:債券サマリー 先物は小幅反発、米長期金利動向に関心も

 5日の債券市場では、先物中心限月9月限は小幅反発。株式市場が前日終値付近での一進一退となるなか、債券も前日比1銭高と横ばい圏で推移した。
 後場の先物は144円03銭でスタートし、一時143円89銭まで下落した。この日は日銀金融政策決定会合の結果が発表されたが、市場予想通り金融政策は現状維持で据え置かれた。景気判断は「緩やかに回復している」に上方修正された。市場の関心は、米国の景気動向と長期金利動向に向かっている。2.9%前後に上昇している米長期金利の一段の上昇があれば、日本の金利に影響が出てくる可能性も指摘されている。この日は米ADP雇用統計の発表などがあり、その結果が関心を集めている。
 この日の先物9月限は143円95銭で始まり、高値は144円05銭、安値は143円86銭、終値は前日比1銭高の143円98銭。出来高は2兆4863億円。10年債の利回りは前日比0.005%上昇の 0.775%、 20年債は同0.005%低下の1.690%、30年債は同0.005%上昇の1.815%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)