外為サマリー:1ドル99円84銭前後の円高に、日経平均下落で円買い戻しも

 6日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円84~85銭近辺と前日午後5時時点に比べ12銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=131円03~07銭と同70銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は99円80銭前後の円高で推移。早朝の午前7時40分過ぎには100円22銭の安値をつけたが、東京株式市場で日経平均株価が下落すると円買い・ドル売りが強まり99円80銭台まで円は上昇した。5日に発表された米・8月ISM非製造業景況感指数は58.6と市場予想(55.0)を上回るなど経済指標も堅調だった。この結果、今月から米量的緩和縮小が始まるとの観測は強まっている。米長期金利も2.99%に上昇し日米金利差は拡大した。ただ、この日は米・8月雇用統計の発表がありいったんポジションを外すための円買い戻しの動きが出ているようだ。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3122~23ドルと前日比0.0056ドルのユーロ安・ドル高で推移している。ドラギ欧州中銀(ECB)総裁が5日の記者会見で、今後も利下げ協議を続ける姿勢を示すなどハト派的な姿勢を維持したことからユーロ安が進んだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)