<話題の焦点>=建設機械業界、減少幅縮小、外需復活がカギに

 建設機械業界は底打ち局面を探りつつある。日本建設機械工業会の調べによると7月の建機出荷額は前年同月比0.9%減の1856億円だった。12カ月連続でマイナス圏で推移しているが、昨年12月の同23.5%減を底にマイナス幅は縮小。プラス圏が目前となっている。

 国内外で分けると国内は復興需要もあり28カ月連続で増加しているが、外需は14カ月連続で減少と海外需要の落ち込みが全体の足を引っ張っている。特に、中国と欧州向けの不振が続いている。中国と欧州の回復待ちだが、国内需要の盛り上がりや北米の伸びもあり、業界全体としては昨年末をボトムに足もとは徐々に明るさが期待できる状況にある。

 鉱山機械などには不透明感はあるものの建設機械最大手のコマツ<6301.T>や日立建機<6305.T>、それに住友重機械工業<6302.T>などは、一段の円安や中国需要回復があれば収益好転が見込める。中小型建機の竹内製作所<6432.T>にも注目。また、建設機械向け部品ではKYB<7242.T>や油研工業<6393.T>、NTN<6472.T>などの突っ込み場面は中期拾い場に。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)