米長期金利上昇でドル円100円台回復

東京時間は利食い売り
昨日の海外時間には、日経平均先物が反落したことからドル円が売られる場面もありましたが、米長期金利が上昇したことから円売りが強まって、ドル円は100円台前半まで上昇しました。

欧州時間序盤、欧州株が寄付き直後に上昇したことから、一旦円売りが強まってドル円は100.10円台まで、ユーロ円は131.90円台まで上昇しました。しかし欧州株が一転して反落したことから日経平均先物も反落し、円の買戻しが強まってドル円は99.70円台まで反落しました。その後発表された独・7月製造業受注は弱い結果だったものの、株価は堅調な動きとなってドル円は100円付近まで上昇しました。また独国債利回りが上昇したこともあってユーロドルは1.3210台まで、ユーロ円は132.10円台まで上昇しました。

BOE(英中銀)とECB(欧州中銀)はそれぞれ金融政策を据え置きましたが、予想通りだったことから影響は限定的でした。

NY時間にはいって、発表された米・8月ADP民間雇用者数予想よりもやや弱い結果だったことからドル売りが強まって、ドル円は99.60円台まで、ユーロ円は131.50円台まで下落しました。

さらに理事会後の会見でドラギ総裁ECB総裁が「金融政策のスタンスは必要な限り緩和的であり続ける」「利下げをめぐる協議はいつも通りあった」「市場金利が不当な水準となれば、利下げを検討するだろう」などと述べたことからユーロ売りが強まって、ユーロドルは1.3120台まで、ユーロ円は131.00円台まで急落しました。

その後発表された米・8月ISM非製造業景況指数、米・7月製造業受注がいずれも予想よりも良い結果だったことから米長期金利と日経平均先物などが上昇し、円売りが強まってドル円は100.10円台まで、ユーロ円は131.60円付近まで上昇しました。その後も米長期金利が上昇を続けると、ドル買いが一段と強まって、ユーロドルは1.3110付近まで下げ幅を拡大しました。

東京時間にはいってからは、今晩に米雇用統計の発表、週末には2020年オリンピック開催地の決定など重要イベントを控えて、日経平均に利食い売りが入って下落したことから円買いが強まっています。

今日の海外時間には米・8月雇用統計の発表があります。そのほか独・7月経常収支/貿易収支、英・7月鉱工業生産、英・7月貿易収支、独・7月鉱工業生産、加・8月雇用統計、加・8月Ivey購買部協会指数の発表と、ジョージ・米カンザスシティー連銀総裁の講演が予定されています。