<動意株・6日>(大引け)=サンデン、日信工、協立情報通信など

 サンデン<6444.T>=4日続伸。同社は自動車向けコンプレッサーを手掛けるが、アジア向けが伸長しているほか、ここ景気回復に伴って北米でも自動車販売が回復傾向を強めており心強い追い風となっている。ホンダ系自動車部品メーカーのケーヒン<7251.T>と空調システムで連携、来年4月をメドに合弁会社設立の方向にあることも材料視される。

 日信工業<7230.T>=5日続伸。同社はホンダ系の自動車部品メーカーで、新型フィットの販売開始により恩恵を受けるとの期待が浮上している。ホンダの新型フィットは燃費36.4キロと世界最高を誇り、事前受注も2.5万台を超え好調だ。三菱UFJモルガン・スタンレー証券は5日、新型フィットの登場では「サプライヤー間で明暗が大きく分かれる」としたうえで、日信工はハイブリッド車での回生協調ブレーキの搭載でメリットを受けるとしてポジティブ銘柄に取り上げている。

 協立情報通信<3670.T>=ストップ高。6日付の複数のメディアで、NTTドコモ<9437.T>が今秋から米アップルのスマートフォン「iPhone」を発売する見通しとなったと報じられていることを材料視。同社は、OBCのERP(統合基幹業務システム)の代理店を主な事業としつつ、ドコモショップの運営なども展開しており、ドコモによる「iPhone」販売によるメリットが大きいとみた買いが入っているようだ。

 ラサ工<4022.T>=4日続伸。材料株素地を徐々に顕在化させている。市場では特定資金による買い攻勢の思惑が取り沙汰されている。業績も半導体ウエハー再生事業からの撤退などの経営改革が結実、13年4~6月期の連結経常利益は前年同期比8割強増益の7900万円と回復色をみせている。また、LED向けガリウムなど電子材料分野に成長思惑を内包していることもポイントだ。

 クミアイ化学工業<4996.T>=大幅高で4日続伸。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(11~7月)連結決算で、売上高401億3300万円(前年同期比18.3%増)、経常利益33億2200万円(同60.6%増)の大幅増益となり、13年10月期通期業績予想の売上高485億円(前期比10.0%増)、経常利益30億円(同6.8%増)を経常利益で上回ったことが好感されている。水稲用除草剤「ピリミスルファン剤」や「トップガン剤」の堅調に加えて、新規園芸用殺菌剤「ファンタジスタ」「ファンベル」も好調に推移したことで国内販売が上伸した。

 ビリングシステム<3623.T>=一時ストップ高。QRコードをベースとした決済ソリューションであるZnapの国内展開への期待が高まっており、4日には同社のサイトでロンドンのチェスターレースコース(競馬場)で開催された、Znapの新サービス「QRBAR」のイベント動画が公開されたことで一段と人気付く展開となっている。スマートフォンを使ったオーダーシステム「QRBAR」を利用すれば、バーなどの飲食店で、スタッフを呼ぶことなくオーダーが可能になることから、国内でもサービスが開始されれば、話題を集めそうだ。

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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)