外為サマリー:1ドル99円70銭台の円高、米雇用統計控えポジション調整も

 6日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=99円75~76銭近辺と前日午後5時時点に比べ21銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=130円99~131円03銭と同74銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は99円70銭前後の円高で推移。日経平均株価が下落するなか、円買い戻しが強まった。この日の米・8月雇用統計と日本時間8日早朝に発表となる2020年夏季五輪開催地決定を前に手控え気分も強まり、いったんポジションを落とす動きが出たようだ。市場では、米雇用統計は非農業部門雇用者数が18万人の増加、失業率は7.4%が予想されている。「雇用者数が18万人かそれ以上なら今月からの量的緩和の縮小開始が決まる」(アナリスト)とみる声は多い。量的緩和縮小を視野に5日の米長期金利は2.99%と3%目前に迫っており、一段の金利上昇があれば、日米金利差拡大から円安・ドル高要因となるとの見方が出ている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3129~30ドルと前日比0.0049ドルのユーロ安・ドル高で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)