午後:債券サマリー 先物は小幅安、米雇用統計と長期金利動向を注視

 6日の債券市場では、先物中心限月9月限は小幅安。日経平均株価は下落したものの、米国の長期金利が上昇基調にあり警戒感が強まり、売り先行の展開となった。
 後場の先物は143円96銭でスタートし、一時143円86銭まで下落した。午前中は、日経平均株価の下落もあり一時、144円01銭まで買われる場面があった。ただ、この日は米国で8月雇用統計の発表が予定されており、その結果が関心を集めている。米・雇用統計で非農業部門雇用者数が18万人を超える増加となった場合、今月の量的緩和縮小が開始されるとの見方が強まっている。前日に米長期金利が2.99%と3%目前まで上昇。量的緩和縮小が決まれば米国金利は一段と上昇するとの見方が多い。
 この日の先物9月限は143円79銭で始まり、高値は144円01銭、安値は143円75銭、終値は前日比6銭安の143円92銭。出来高は2兆2942億円。10年債の利回りは前日比0.020%上昇の 0.790%、 20年債は同0.020%上昇の1.705%、30年債は同0.020%上昇の1.830%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)