市場の関心が集まる米8月雇用統計=外為どっとコム総研 川畑琢也

市場の関心が集まる米8月雇用統計
本日、米国で最も注目される経済指標の一つである、8月雇用統計(21:30)が発表される。今週発表された米新規失業保険申請件数の4週移動平均が2007年11月以来の低水準となるなど、米雇用改善を示している。
事前予想(失業率:7.4%、非農業部門雇用者数:+18.0万人)より強い結果となれば、米量的緩和の9月縮小開始観測が一段と強まり、ドル/円は買い優勢の展開が予想される。本日朝の高値(100.21円)を突破できれば、7/19高値(100.85円)に向けた一段高もあるだろう。

なお、非農業部門雇用者数のエコノミストの事前予想を見ると、概ね15万人~21万人となっている。仮に雇用者数の増加幅が15万人を下回り、失業率も上昇するようだと、9月の量的緩和縮小開始観測が後退してドル売り優勢となりそうだ。
市場の関心が集まっているだけに、好悪いずれの結果でも発表直後は値動きの荒い展開となりやすい点には注意したい。