来週の為替相場見通し=米QE縮小の開始が焦点に

 あすの東京外国為替市場の円相場は、今月中旬の米連邦公開市場委員会(FOMC)を視野に量的緩和(QE)縮小が開始されるかどうかが焦点となりそうだ。予想レンジは1ドル=98円00~101円00銭、1ユーロ=128円50~132円50銭。この週は、米国の景気回復観測からQE縮小の早期開始観測が強まり、円は約1カ月半ぶりとなる100円台に下落した。焦点は、今月17~18日のFOMCでQE縮小開始が決定されるかどうか。米・8月雇用統計で非農業部門の雇用者数が18万人超ならQE縮小開始となりそう。その場合、100円を超す円安・ドル高が進みそうだ。一方、雇用統計が不振なら一度、円高に振れたうえでは再度、米経済指標に一喜一憂する展開が続きそうだ。来週は、9日の日本の4~6月GDP改定値が消費税増税に絡み注目される。また、東京への五輪招致が成功すれば円安要因となる一方、失敗なら円高要因とみられている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)