日米の材料をにらみながら=外為どっとコム総研 川畑琢也

日米の材料をにらみながら
前週6日のドル/円は、米8月雇用統計が市場予想より弱い内容となった事を受けて下落。今月17-18日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での量的緩和縮小開始についての手掛かりを示すには至らなかった。当面は量的緩和縮小の開始時期やその規模・内容を見極めるべく、米国の経済指標や要人発言に一喜一憂する展開が予想される。本日、米連邦準備制度理事会(FRB)内でハト派と目されるウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁が講演にて何らかの手がかりを示すか注目されよう。

なお、前週末に2020年オリンピック開催地が東京に決定した事を受け、本日のドル/円は本邦株高期待により取引開始直後に米8月雇用統計発表前の水準を回復。この後、本邦株価が寄り付き後も上昇が持続するようならば、ドル/円は今月に入って上値目処として機能している日足のボリンジャーバンド2シグマ上限(本稿執筆時点では100.32円)に向けた一段高もあるだろう。

その他、本日より米議会にて対シリア攻撃を巡る本格的な論戦が始まる。こちらも注目したい。