外為サマリー:1ドル99円60銭前後の円安、東京五輪決定も不透明感残る

 9日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=99円66~67銭近辺と前週末午後5時時点に比べ10銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=131円30~34銭と同67銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は99円60銭前後の円安で推移。2020年の東京五輪開催が決定したことを受け株高・円安期待が膨らみ、午前8時40分過ぎに一時100円10銭まで円安が進んだ。ただ、寄り付き後300円高を超えた日経平均の上昇幅が午前9時半以降、やや縮小すると為替市場でも円への買い戻しが強まり99円60銭台まで下げ幅を縮めた。
 朝方、内閣府が発表した4~6月期GDP改定値は年率3.8%に上方修正された。ほぼ市場予想に沿った内容だが、消費増税へ前進したとの見方が出ている。
 一方、前週末6日発表の米・8月雇用統計は非農業部門雇用者数が16.9万人増と市場予想(18.0万人増)を下回ったことから、米量的緩和の縮小開始に関しては不透明感が残り、様子見姿勢を強めさせる要因となっている。
 ユーロは、対ドルで1ユーロ=1.3176~77ドルと前週末比0.0056ドルのユーロ高・ドル安で推移している。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)