東京株式(前引け)=東京オリンピック期待で買い優勢 

 9日前引けの日経平均株価は前日比261円高の1万4122円と急反発。前場の東証1部の売買高概算は17億8579万株、売買代金は1兆1776億円。値上がり銘柄数は1546、対して値下がり銘柄数は149、変わらずは56銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は日本時間8日早朝に、2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決定したことから、不動産、建設などをはじめとしてこれを好感する買いが広範囲に先行した。寄り前に発表された4~6月期のGDP改定値は年率3.8%増の高い伸びとなりこれも追い風となった。ただ、朝方14200円台に買われた後は伸び悩み気味。オリンピック開催に伴う経済効果が現時点では測りかねる部分もあり、先駆した銘柄の一角に利益確定売りが観測されたほか、取引時間中に外国為替市場で1ドル=99円台半ばへやや円高傾向に振れたことも買いの矛先を鈍らせた。
 個別では大成建が大商いで急騰、三井不、菱地所、ケネディクスなどの不動産株も値を飛ばしている。225新規採用の日東電も急騰。全般地合いの好転を映して野村HDなど証券株も人気。ミズノが買い人気を集め一時ストップ高に買われた。低位材料株では鉄建、冶金工、CVSベイなどが急伸している。半面、任天堂が急落、ソフトバンク、ワコムも冴えない。SUMCOがストップ安に売られ、ネオス、ソースネクストなども大幅安。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)